- 2003/04/27 Sun
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息苦しさに目が覚めた。
疲弊した体は癒えていなかったが、意識だけは妙にはっきりしていた。
何かいつもと違う感覚に戸惑いながら、重いため息をつく。
と、視線の隅に影。
黒い機体・・・!!奴だ!!
完全に虚を突かれた。
前回の遭遇から一週間以上も経っている。
いるはずのものをいないものと思い始めていた。
「ちっ!?」
自分自身の甘さに舌打ちをしながらも、奴との距離、手近な武器との距離を目で測る。
そしてもう一度、奴の姿を視認して、・・・武器を取る!!
「っ!?」
立ち上がり、武器を取り、視線を戻すその一瞬に、奴は姿を消していた。
分かってはいたが、恐ろしいまでの起動性能だ。
だがそんなことに感心などしている場合ではない。
ここで奴を逃がすわけにはいかないのだ。
即座に、最初に視認した奴の配置から予想移動経路を割り出す。
「そこか!!」
一撃を加える。
地面に墜落したものの、奴の機動性が落ちる様子はない。
「効いていないのか!?」
焦りが追撃の手元を狂わせる。
だが致命傷には至りはしなくとも、執拗な追撃に奴の動きは鈍っていく。
ここでやるしかない!!
簡易武装を投げ捨て、対G専用特殊武装を手に取る。
「終わりだ!!」
一瞬の風切り音。
粉砕。
そして沈黙。
「・・・」
目の前には残骸。
手には最後の一撃を放った感覚。
・・・こんなことをいつまで繰り返さねばならないのか。
いや、そんなことを考えるのはよそう。
今はただ、一時の休息を・・・。