よく、「液晶は焼き付きは起こらないからスクリーンセーバーは不要」とか言ってる人がいますけど、あれはなんなんでしょうか。都市伝説?液晶に対して焼き付きという言葉を使うことが間違っていると言うならそれはそうでしょうけど、CRTの焼き付きと同様に液晶も同じ表示で放置すれば不具合はでます。液晶素子の駆動方式によっても症状は異なりますが、なんにせよスクリーンセーバーが不要だなんてことはないかと。実際、うちのノートを一週間だか二週間だかつけっぱなしにしていたら、液晶がえらいことになったことがあります。電源落として放置してたらほぼ元に戻りましたが。CRTの焼き付きと違って、回復する可能性があるのも特徴ですね。
そんなわけでスクリーンセーバー。
・マウス移動で復帰しない
・マウスクリックで復帰しない
・キーボード押しても復帰しない(特定キー以外)
・スクリーンセーバー稼働時に余計な負荷がかからない(動画やスライドショーの場合に発生するハードディスクへのアクセス等)
・全体的に黒
とまぁ、こんな条件を満たす設定が可能な旧渡辺製作所の「みまみま舞ちゃん」を今まで使ってました。というか、そもそも復帰条件をまともに設定できるスクリーンセーバーってあまりない。キーボードとマウスを枕元に置きっぱなしにしてるので、マウスが動いた程度で復帰されちゃかなわんのです。
ただ、TFTにとって負荷のかからない状態は黒でなく白であり、夜中つけっぱなしにするのに白は眩しすぎるので大人しくモニタの電源を落とすべきなのだろうか。時間設定は使わずにショートカットでスクリーンセーバーを使ってたので、モニタへの信号もショートカットで切り換えられるようにするとか。